【美しい】大人が楽しめる仕掛け絵本7選!

↑ロバートサブダ作「DINOSAURS(邦題:恐竜時代)」より

ページを開くと飛び出すお城、恐竜たち…仕掛け絵本はページをめくるたびにワクワクしちゃいますよね。

仕掛け絵本は子どものものと思いがちですが、大人が楽しめる美しい仕掛け絵本も沢山あります。

今回はそんな大人向けの仕掛け絵本を集めてみました。

大切なパートナーへのプレゼントにもいかがでしょうか(*^^*)

スポンサードリンク

1.ロバートサブダの恐竜仕掛け絵本

仕掛け絵本と言えばロバートサブダ。
トランプが飛び出す大迫力の「不思議の国のアリス」の仕掛け絵本を見たことがあるという方も多いのではないでしょうか。ロバートサブダの仕掛け絵本はいつも斬新かつユニークで読者を楽しませてくれます。
そんなロバートサブダの「DINOSAURS(邦題:恐竜時代)」をご紹介します。

恐竜の絵本なら子供向きだろ?と思われるかもしれませんが、この仕掛け絵本の恐竜たち、非常に彩色が美しく、大人の鑑賞に堪えうる作品です。

ページをめくると様々な種類の恐竜たちが紙面の上に飛び出してきます。

ティラノサウルスにトリケラトプス、パキケファロサウルス、ハドロサウルス…さながら飛び出す恐竜百科図鑑です。

真ん中にメインの恐竜が飛び出すほか、見開き1ページ当たり3~4か所に小さなミニブックのような仕掛けがあり、それを開くとここでも恐竜たちが飛び出してきます。

メインの仕掛け、ミニサイズの仕掛けを合わせるとその数は実に32!!

…ロバートサブダ、本当に仕掛け絵本作りが大好きなんでしょうね。

ロバートサブダの有名どころの作品である「不思議の国のアリス」や「ピーターパン」はギミックは凄いなと思うものの、彩色や絵柄がいかにもアメリカンチックでけばけばしく、個人的には好みでないのですが、こちらの「恐竜時代」は落ち着いた色合いで日本人好みなのではないでしょうか。

大迫力なのがティラノサウルスが飛び出すこのページ!

小さな子供さんなら驚いて泣き出してしまいそう…(笑)

私はアート作品として鑑賞したいため、英語版のを購入しました。

英語の文字の雰囲気がこの仕掛けとよく合っているんですよね。

…英語読めませんけども(笑)

英語版をお探しの方はこちら↓

日本語版をお探しの方はこちら↓

by カエレバ

2.繊細なシルエットイラストが美しい仕掛け絵本

クリスマスのプレゼントにも最適な美しい仕掛け絵本をご紹介します。

Niroot Puttapipat作の「Night Before Christmas」(クリスマスの前の晩)。

こちら、仕掛け絵本としてはおとなしめな作りで、仕掛けもページが一部分切り抜いてあり、次ページの絵が見える…というシンプルな仕掛けが多く、飛び出す仕掛けは最終ページのみ。

ですがこの仕掛け絵本はとにかく絵が繊細で美しいのでおすすめです。

モノクロを基調に、アクセントとして差し色が入っているのですが、イラストの線がとても繊細なのでシルエットイラストが際立って美しく見えます。

1ページ1ページがまるでデザイン画のよう。

前述した通り、こちらの本は仕掛け自体はベーシックな造りで、ロバートサブダのような豪快な仕掛けを期待すると肩透かしを喰らいます。

ですがシンプルな造りの仕掛けがかえって、この繊細な絵柄を引き立てているんですよね。

最終ページ、サンタがソリに乗って街の上を飛んでいるシーンが飛び出す仕掛けになっています。

白と黒以外には、金色がアクセントに使われており、枠線には朱色。とても上品な色使いで大人の女性に好まれそうです。

筆者はクリスマス時期にはこのページを開いて出窓に飾っています。

とても美しく繊細な仕掛け絵本、おすすめです。

by カエレバ

3.美しい海の仕掛け絵本

お次は思わず人にプレゼントしたくなる美しい海の絵本、「オセアノ号、海へ!」をご紹介します。

その美しいイラストレーションと自然への敬意を描いた仕掛け絵本、「ナマケモノのいる森で」でタッグを組んだボワロベールとリゴーが再び自然を舞台にした仕掛け絵本を作りました。

オセアノ号が世界の海を旅するストーリー。

ページを開くと仕掛けで立ち上がる部分を境にして、上が海上、その下が海中という面白い作りになっています。

最初の仕掛けのこのページ、海上では様々な船が停泊しています。なかには釣りをしている人も…

そして海中部分に目をやると、その様子はまさに海中!船の底面が見え、大小の魚たちが泳いでいます。

海上で釣りをしていた人の釣り針には靴が引っ掛かっていたりと、小さなストーリーをイラストの中に見付けるのも楽しい。

また、海の底には沢山の自転車やゴミが見え、ピリッとした皮肉も効いています。

まるで別世界の海上と海中。

クジラの泳ぐ海、嵐の海、北極の海がそれぞれ立体仕掛けで表現されています。

最後にオセアノ号がたどり着いたのは静かな入り江。

凪いだ海にカモメが一羽停まっています。波音しか聴こえない、静かな静かな海…

でもひとたび海中に目をやると、そこには珊瑚礁と色とりどりの魚たちが泳ぎ、賑やかな世界が広がっています。

素晴らしい海の世界を立体仕掛けで表現した「オセアノ号、海へ!」お薦めです。

4.ナンセンスでちょびっとエッチ!これぞ大人のための仕掛け絵本

さてお次はまさに大人向けの仕掛け絵本、ちょびっとアダルティーな「THE ROARING TWENTIES」をご紹介します。

こちらの表紙、古き良きアメリカのポスターを思わせるイラストでとても素敵ですよね。ですがよく見てみると、運転席の男性たちは後部座席の婦人たちのめくれあがったスカートの中を鏡越しに覗き込んでいるではありませんか!

そう、こちら1920年代のアメリカをモチーフに、男女のちょびっとセクシーな瞬間を描いた仕掛け絵本で、表紙にも書かれている通り「For Adults Only」(成人向け)なんです。

…あ、でもそんなに強烈なシーンはありませんのでご安心を(?)

仕掛けは大体、矢印の紙の部分を動かすと連動してイラストの一部が動くというもの。

たとえば最初のこの見開きページ。

舞台ではポンポンを持った女性が踊り、足元には覗き込もうと男性が舞台まで登ってきています。

矢印の紙部分を動かすと、ポンポンの動きに合わせて男性の頭があっちにこっちに…覗き込もうと必死になってる様がよくわかるのです。

ちなみに、ポンポンの紙部分をめくってみると、躍り手の女性は本当にセクシーな格好をしていますよ。

また、こちらのページでは寝台列車のベッドに入ろうとする女性の足が見えています。

矢印部分を動かすと、その部屋の男性たちが思わず顔を出し、女性のお尻を見つめます。

パートナーに寄り添う女性、仕掛けを引っ張ると、その右手のハサミでサスペンダーをチョキン!ずり落ちるパンツ…

そんなちょっとユーモアのあるセクシーな仕掛けが全部で10種。

オトナな皆さんにクスっと楽しんでもらえる仕掛け絵本です。

ただ、こちらの仕掛け絵本は発行年が1984年ですのでなかなか新品を手に入れることは難しいかもしれません。

中古で状態の良いものがありましたらぜひ手に入れてみてください。

5.飛び出す戦艦!様々な船の仕掛け絵本

お次は様々な船の仕掛け絵本、「SHIPS」をご紹介します。

船の歴史とともに様々な船を立体仕掛けで紹介した仕掛け絵本です。

絵本というより仕掛け付きの図鑑といったほうが良いかもしれませんね。

各ページに船の歴史、そして解説文が英語でびっしりと書いてありますが、ストーリーではありませんので船と絵を見るだけでも充分楽しい。文章量が結構あるので、日本語版が出れば読み応えのある図鑑になると思います。日本語版でないかな…

一番圧巻なのが戦艦を立体化したこのページ。

4ページ分を使ってどどーんと現れる戦艦!!

なんと全長約82cm!!

この仕掛けは誰もが思わず声を上げるのではないでしょうか。

船好きの男性ならずともぜひ一度見ていただきたいギミックです。

6.まるで舞台を観ているかのような仕掛け絵本

お次は有名なバレエ作品「くるみ割り人形」の仕掛け絵本をご紹介します。

「くるみ割り人形」の仕掛け絵本は数多くあるのですが、大人の女性が好みそうな繊細なイラストと配色が美しいこちらの絵本をチョイスしました。

イラストがシルエットで表現され、レーザーカットにより、繊細な切り絵のようなイラストを楽しむことができます。

再現された場面は全部で6つ。

1つの仕掛けは3層で表現され、奥行きのある画面を作っています。

表紙に「ぶたいしかけえほん」とある通りに、一つ一つがまるで舞台のような構成。

読んでいるこちらが観客になったかのような感覚に陥ります。

大きく取ってある白枠が、よりイラストの繊細さを際立たせています。

一つ一つの仕掛けがアートカードのような仕掛け絵本、おすすめです。

7.ムーミン好きにはたまらない仕掛け絵本

最後はムーミンの仕掛け絵本The Book About Moomin, Mymble and Little My」をご紹介します。

こちら日本語版もあるのですが、英語版をおすすめしたい!

なぜなら英語版は文章がすべて手書きで、それがとても味があり、デザイン画の一部となっているからなのです。

とにかく素敵なのは原作者Tove Janssonのデザイン画のようなイラストレーション。

このまま壁面に飾っておきたいぐらいのイラストが満載。

仕掛けとしてはページの1部分が切り抜かれ、切り抜かれた穴が次ページの話に連動するというもの。

派手な仕掛けではありませんが、まさに北欧デザインのようなイラストを堪能することができます。

最近ではムーミンの公認アーティストなる方々がムーミンの絵本を出されていますが(「ムーミンのさがしもの」など)、やはり配色センスなどは原作者には遠く及ばず…。

やはり「ムーミン」は原作者トーベ・ヤンソンの絵に限ると思わせてくれる1冊、おすすめです。

おすすめの英語版はこちら↓

日本語版をお探しの方はこちら↓

いかがでしたでしょうか?

仕掛け絵本といっても大人でも充分鑑賞に堪えうる作品が数多くあるということがおわかりいただけたかと思います。

本棚のコレクションに、大切なパートナーへのプレゼントに、また自分へのご褒美として手元に置いて鑑賞してみてはいかがでしょうか?(^^)